ジャーナリズムXアワード

news

2023.05.17

6/18(日)第4回ジャーナリズムXアワード公募締切直前キックオフイベント 「いまこそジャーナリズムにXを! ~深掘りとローカルインパクトの協奏~」

 

※本イベントは終了いたしました。ご参加・ご協力どうもありがとうございました。

 

ジャーナリズム支援市民基金は来たる2023年6月18日(日)、「いまこそジャーナリズムにXを! ~深掘りとローカルインパクトの協奏~」と題してオンラインイベントを開催します。6月30日締切で公募中のジャーナリズムXアワードのご案内も兼ねた企画です。

 

マスメディアの衰退が進んで久しく、、政府広報のような報道に愛想をつかす人と、テレビに映ることが本当だと信じ込む人との情報ギャップが広がり続けています。さらに、その亀裂からはありとあらゆるフェイクニュースが噴き出して、市民社会の熟慮と熟議を妨げる中、足元に潜む小さな声を汲み取り、それに耳を傾ける人びとと共有することが、改めて重要性を増しつつあります。今回のイベントでは、第3回ジャーナリズムXアワードを受賞した中川七海さん(NPO法人Tansa)と浅野善一さん(ニュース「奈良の声」)をゲストにお迎えして、いまジャーナリズムに求められる「X」を探ります。

 

※ジャーナリズム支援市民基金は、第4回ジャーナリズムX(エックス)アワードのエントリーを公募中です(6月30日締切)。自薦・他薦を問わず、自由で公正な社会のための情報伝達・交換と行動とを促進する創造力/想像力豊かな取り組み成果のご応募をお待ちしています!

▼応募要領はこちらから

https://jxaward.com/#guideline

 

 

【イベント概要】

日時: 2023年6月18日(日)14:00~16:00

場所: Zoomによるオンライン

・マイク、スピーカー機能のついたPCもしくはスマホ、タブレットが必要です。

・お申し込み後、追ってZoomセミナー参加用リンクと説明をお送りします。そのメールが届かない場合は、イベント当日までに「案内メールが届かない」とお知らせください。

参加費: 無料

主催: ジャーナリズム支援市民基金

後援: 一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト

 

【参加方法】

※本イベントは終了しました。

 

【プログラム】

開会挨拶(ジャーナリズム支援市民基金代表幹事・星川)

【第1部】プレゼンテーションと対談

 ・プレゼンテーション#1(第3回JXAのX賞: 中川七海さん/NPO法人Tansa)

  「日本のジャーナリズムを諦めていた私が選んだ、探査ジャーナリズム」

 ・プレゼンテーション#2(第3回JXAのY賞: 浅野善一さん/ニュース「奈良の声」)

  「地域の置き去りにされそうな事実に光を当てる~小さなウェブメディアの挑戦」

 ・選考委員を交えての対話

  モデレーター: 奥田裕之(ジャーナリズム支援市民基金運営幹事)

  外部選考委員: 師岡カリーマ・エルサムニーさん、田口一成さん、林怡蕿さん

  ゲスト: 中川七海さん、浅野善一さん

 ・全体で質疑応答

【第2部】第4回ジャーナリズムXアワード(JXA)の案内

 ・第4回JXAのご案内プレゼン

 ・閉会挨拶

 

【お問い合わせ】

https://jxaward.com/contact/

 

 

【プロフィール】

中川七海
中川七海(Tansaリポーター)
1992年、大阪生まれ。大学卒業後、米国に本部を構える世界最大の社会起業家ネットワーク「Ashoka」に就職。2020年、ジャーナリズムとデザインを学ぶ米国留学を控えていたが、入学を辞退。探査報道に特化した非営利独立メディア「Tokyo Investigative Newsroom Tansa」の取材の深さと哲学に共鳴し、Tansaでジャーナリストになる道を選んだ。原発事故下の精神科病院で起きた事件の検証報道「双葉病院 置き去り事件」でジャーナリズムXアワード大賞、空調大手・ダイキン工業による大阪での化学物質汚染を描いた「公害PFOA」でPEPジャーナリズム大賞、メディア・アンビシャス大賞<活字部門>優秀賞を受賞。

 

 


 

浅野善一
浅野善一(ニュース「奈良の声」)
1961年生まれ、岐阜市出身。山形大学工学部を卒業後、奈良新聞社に入社。県内支局や司法、奈良市政などを担当後、デスク業務に携わり、2009年、48歳で退社。2010年、既存メディアだけでは伝えきれない地域の問題の発掘を掲げて、ニュースサイト「奈良の声」を開設。記者業とは関係のないパートやアルバイトにも従事しながら活動を継続してきた。奈良市土地開発公社による土地の高額取得を巡る問題では、市が公表した報告書をきっかけに県内メディアで唯一、疑惑を掘り下げた。奈良県市町村総合事務組合が投機性の高い仕組債で市町村の退職手当基金を運用して巨額の損失を発生させた問題では、初めてその事実を明るみにした。