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11/21(日)オンラインイベント「いま、日本のジャーナリズムを前へ進めるには」
~第2回ジャーナリズムXアワード受賞者と探る~
第2回ジャーナリズムXアワード(JXA)を実施した2021年、日本は深刻なコロナ禍の下でのオリパラ強行や、議論を尽くしたとは思えない福島第一原発からの放射能汚染水海洋放出決定など、民主社会を政府自身が押し崩し、市民が抱いていた閉塞感をさらに強めました。
私たちジャーナリズム支援市民基金は、政府や一部の大手企業などいわゆる強者のためだけの社会ではなく、すべての市民にとって自由で公正な社会を創る上でジャーナリズムが本来の力を発揮してほしいという問題意識のもと、JXA受賞者とその成果物や新しいジャーナリズムの動きを広く共有するオンラインイベント「いま、日本のジャーナリズムを前へ進めるには ~第2回ジャーナリズムXアワード受賞者と探る~」を開催します。
>>第2回ジャーナリズムX(エックス)アワード受賞案件はこちらから
【概要】
日時: 2021年11月21日(日) 14:00~16:00
形式: Zoomによるオンライン
・マイク、スピーカー機能のついたPCもしくはスマホ、タブレットが必要です。
参加費:無料
主催: ジャーナリズム支援市民基金
後援:一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト、公益財団法人 庭野平和財団
※参加お申し込みは締切りました。
【プログラム】
14:00~14:10 主催者あいさつと選考総評(星川淳/ジャーナリズム支援市民基金代表幹事)
14:10~15:00 【第1部】第2回ジャーナリズムX(エックス)アワードX賞、Y賞受賞者による対談
テーマ: 報道現場から見える壁と、その超え方
◆登壇者
・五百旗頭幸男さん(ドキュメンタリー映画監督、石川テレビ記者)
・三浦英之さん(新聞記者、ルポライター)
《進行》
・星川淳(ジャーナリズム支援市民基金代表幹事)
・関本幸(ジャーナリズム支援市民基金運営幹事)
15:00~15:10 外部選考委員からコメント
15:10~15:15 休憩
15:15~15:50 【第2部】第2回ジャーナリズムX(エックス)アワードZ賞受賞者による鼎談
テーマ: 地域・SNS・若者――これからのジャーナリズムの可能性と多様性」(仮)
◆登壇者
・坂本昌信さん(静岡新聞清水支局長)、遠藤竜哉さん(静岡新聞文化生活部記者)
・たかまつななさん(時事YouTuber、株式会社笑下村塾代表取締役)
・一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN 石井佑果さん
《進行》
奥田裕之(ジャーナリズム支援市民基金運営幹事)
15:50~15:55 ジャーナリズム支援市民基金より、活動への協力と資金援助のお願い(美濃部真光/ジャーナリズム支援市民基金事務局)
【お問い合わせ】
https://jxaward.com/contact/
【プロフィール】
五百旗頭幸男(ドキュメンタリー映画監督・石川テレビ記者)
1978年兵庫県生まれ。2003年チューリップテレビ入社。スポーツ、県警、県政などの担当記者を経て、16年からニュースキャスター。20年3月退社。同年4月石川テレビ入社。映画製作で『はりぼて』全国映連賞、日本映画復興賞、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル入選。番組製作で『はりぼて~腐敗議会と記者たちの攻防~』文化庁芸術祭賞優秀賞、放送文化基金賞優秀賞及び制作賞、日本民間放送連盟賞優秀賞、地方の時代映像祭優秀賞。『異見~米国から見た富山大空襲~』ギャラクシー賞奨励賞、日本民間放送連盟賞優秀賞。『沈黙の山』ギャラクシー賞選奨、日本民間放送連盟賞優秀賞。『裸のムラ』地方の時代映像祭入選。富山市議会政務活動費不正受給問題の取材で菊池寛賞、日本記者クラブ賞特別賞、JCJ賞、ギャラクシー賞大賞。
◆ジャーナリズムX賞(大賞)
映画『はりぼて』
(受賞者:株式会社チューリップテレビ及び五百旗頭幸男・砂沢智史)
三浦英之(朝日新聞記者、ルポライター)
1974年、神奈川県生まれ。2015年に『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』で第13回開高健ノンフィクション賞、18年に『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(布施祐仁氏との共著)で第18回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、同年に『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』で第25回小学館ノンフィクション大賞、19年に文庫版『南三陸日記』で第25回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、21年に『白い土地 ルポ・福島「帰還困難区域」とその周辺』で第2回ジャーナリズムY賞を受賞。現在は岩手県一関市在住。
◆ジャーナリズムY賞
『白い土地 ルポ・福島「帰還困難区域」とその周辺』(集英社クリエイティブ)
(受賞者:三浦英之)
坂本昌信(静岡新聞清水支局長)
名古屋大学法学部卒。2002年毎日新聞社入社。2010年静岡新聞社に入社、社会部などを経て2021年より現職。
遠藤竜哉(静岡新聞文化生活部記者)
慶應義塾大学文学部社会学専攻卒。2009年静岡新聞社入社、豊橋支局長などを経て2021年から現職。坂本、遠藤のほか若手・中堅記者で組織した「サクラエビ異変」取材班にて、早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞、科学ジャーナリスト賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、農業ジャーナリスト賞などを受賞
◆ジャーナリズムZ賞
「サクラエビ異変」
(受賞者:静岡新聞「サクラエビ異変」取材班)
たかまつなな(時事YouTuber、株式会社笑下村塾 代表取締役)
1993年神奈川県横浜市生まれ。時事YouTuberとして、政治や教育現場を中心に取材し、若者に社会問題を分かりやすく伝える。18歳選挙権をきっかけに、株式会社笑下村塾を設立し、出張授業「笑える!政治教育ショー」「笑って学ぶ SDGs」を全国の学校や企業、自治体に届ける。著書に『政治の絵本』(弘文堂)『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』(くもん出版)がある。大学生時代に、フェリス女学院出身のお嬢様芸人としてデビューし、「エンタの神様」「アメトーーク!」「さんま御殿」などに出演、日本テレビ「ワラチャン!」優勝。 さらに、「朝まで生テレビ」「NHKスペシャル」などに出演し、若者へ政治意識の向上を訴える。
◆ジャーナリズムZ賞
◆たかまつななさんによるメディアミックス発信4編(YouTube、note、ウェブ記事など)
(受賞者:株式会社 笑下村塾 たかまつなな)
※ 「」 クリックで詳細を表示します。
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NO YOUTH NO JAPAN
大学生を中心とした団体で、Instagramメディアの運営やイベント、キャンペーンのプロデュースなどを通じて「U30世代が政治や社会を知って、スタンスを持って、行動する入り口をつくる」ことをめざしている。
◆ジャーナリズムZ賞
U30 世代のための政治と社会の教科書メディア NO YOUTH NO JAPAN
(受賞者:一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN)