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市民が選び、応援する! 第5回ジャーナリズムX(エックス)アワード公募開始!(3月31日締切)
第5回目となるジャーナリズムXアワード(以下、JXA)の公募をスタートしました。これまで4回、あえてジャーナリズムの専門ではない市民の立場から「自由で公正な社会を創るジャーナリズムを応援したい」という私たちの呼びかけに、いずれ劣らぬ多数のご応募をいただきましたが、今回もそれ以上のご応募をお待ちしています。
● 過去4回のJXA受賞案件はこちら
初めて隔年開催となった第5回JXAの対象期間である2023〜2024年は、それまで以上にジャーナリズムの真価が問われる事件や事態が多発しました。国内ではジャニーズ問題、自民党安部派の裏金問題、様々な課題を突きつけた能登半島地震と9か月後の豪雨災害、袴田事件の再審による無罪確定、大河原化工機事件の一審無罪判決、直近の衆院選における自公過半数割れ、日本被団協のノーベル平和賞受賞、海外ではハマスの越境攻撃に対するイスラエルの過酷なガザ掃討作戦、米国大統領選でのトランプ再選、韓国大統領による非常戒厳事変、そして国内外を問わず、「地球沸騰」という言葉さえ使われるようになった気候変動の激化、生成AIをめぐる議論の高まりや、SNSをはじめネットメディアの台頭と民主主義との緊張関係など――その中では、相対的に既存媒体に対する不信が強まり、大小SNSを含む新興媒体への期待や過信から、ついには事実(ファクト)すらないがしろにする言説がまかり通るようになっています。
しかし、ジャーナリズムの役割が終わったわけではありません。むしろ、ファクトチェックも不要とする風潮に抗して、より果敢で深いジャーナリズムが事実・真実を掘り起し、いまこそ市民がそれに参加したり、その活動を支えたりすることが求められる時代だと思います。
第5回JXAに、課題解決の道を拓く注目すべき取り組みや、情報の伝達・交換と行動とを後押しする創造力/想像力豊かな試みを、ぜひご応募ください! プロ・アマも自薦・他薦も問いません。
【第5回ジャーナリズムXアワード募集内容】
◆ 応募主体
自薦・他薦を問わず、またアマ・プロも年齢・国籍も問わず、フリーランスや学生を含む個人、非営利組織、民間企業など、何かを伝え共有して自由で公正な社会を実現しようとするすべての人と団体が応募できます。ただし、政府機関・政府関連組織は対象外。
◆ 応募可能な取り組み
1) 対象となる分野
日本で自由で公正な社会を創るために必要なジャーナリズムであり、「中身(内容・コンテンツ)」と「器(媒体やプラットフォーム)」両面のいずれかにおける注目すべき取り組み、または両面のシナジー(相乗効果)を実現した取り組み、を対象とします。
2) 対象となる期間
2023年1月1日から2024年12月31日(2ヵ年)の間に発表された成果物、その期間に実施された活動、あるいは利用可能な形で公開された仕組みや機能(アプリ等を含む)など、様々な切り口の応募をお待ちします。
◆ 賞と賞金について
ジャーナリズムX賞(大賞1件)…………………… 賞金100万円
ジャーナリズムY賞(1件)………………………… 賞金30万円
ジャーナリズムZ賞(選考委員奨励賞3件)……… 賞金各5万円
◆ 選考の流れとスケジュール
2025年2月4日(火)……………………………… 公募開始
2025年3月31日(月) …………………………… 募集締切
2025年10月中旬…………………………………… 受賞案件の発表
◆ 評価項目
応募されたジャーナリズム活動や市民による社会訴求の試みが、日本における自由で公正な社会づくりに寄与し、ジャーナリズムを進化/深化させたり、その枠を押し広げたりする創造的な取り組みかどうかを下記の項目で評価し、注目すべき成果を選出します。
・内容とコンテンツ【中身】
テーマ設定、社会課題解決の手がかり、記述・描写・表現
・媒体やプラットフォーム【器】
目的、利用方法、社会訴求や相互コミュニケーションのしかけ
・【中身】と【器】のシナジー(相乗効果)
◆ ご応募は下記のページの末尾から
第5回ジャーナリズムXアワード募集内容 https://jxaward.com/#guideline
◆ お問い合わせ先
E-mail:info@jxaward.com